掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、主に手のひらや足の裏に、うみの溜まったプツプツ(膿疱)ができる病気です。症状を繰り返しことが特徴で、根気よく治療を行うことが大切です。
原因は、喫煙のほかに扁桃炎や歯周病などによる病巣感染(※)と言われています。また、金属アレルギーも原因ではと考えられていますので、必要に応じてパッチテストを行います。
※病巣感染:体のどこかの慢性の炎症が原因となって、別の部位に病気を引き起こすこと

治療法

治療としては、主に炎症を抑える塗り薬や保湿剤の使用のほか、紫外線療法を行っていきます。また、高濃度ビオチンや漢方薬の内服も行うことがあります。

紫外線照射での治療

症状が出ている皮膚に紫外線を当てることで、炎症や赤身を抑えられ、症状が改善していきます。

治療機器

エキシマライト(VTRAC)
エキシマライト(VTRAC)
ナローバンド(ダブリン3シリーズX)
ナローバンド(ダブリン3シリーズX)